最近は、入院しても長期間は無理で、比較的早い時期に退院させられているのが現状です。
急性期病院では、数カ月にわたる入院、とくに6か月以上にわたる入院は例外的で、通常は2か月程度で、退院し、自宅または病気により回復期リハビリ病棟のあるリハビリ病院で療養します。
リハビリ病院も長期間入院できるわけではないのです。
在宅看護は、看護婦が自宅など患者のいる場所へ訪問し、医師の指導の下で入院しているのと同じ看護婦による看護を実現します。
病気によっては、入院するほどではないにしても、酸素吸入や点滴などが必要とされる場合があります。
この様なとき、患者が病院に行くことが簡単にできれば、通えばよいでしょう。
しかし、患者の通院が困難な場合も、高齢化社会の到来により増加しており、在宅看護の重要性が注目されているのです。